ランボ「・・・失礼しました」

間男「あはは、どうしたんだよランボ。開けた瞬間に閉めようとして。ほら、今日はランボのためにわざわざノンアルコールカクテル、シンデレラを用意したんだぞ?」

ランボ「うわわわわわわぁあああっ!!!す、すすすすすすすみませんんんっ!俺が何したのかさっぱりですけど、すみませんごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・!!」

間男「ははは、そう震えるなよ、ランボ。俺だって数回しか抱きついたことないのに、ランボが抱きつくたびに身長のせいでハルの胸に顔をうずめてることなんて何も思ってないさ」

ランボ「そ、それって・・・す、凄く思ってるんじゃっ!」

間男「あはははは、別にお前一回六道巡ってこいよ、って気持ちにならなくもないしさ」

ランボ「え、笑顔でそんな・・・っ!!」

間男「そういえば昨日はハルと一緒にお出かけして、尚且つ一緒にデザートも食べたんだって・・・?よし、歯を食いしばって顔をあげろ。そして血反吐を吐いてのたうちまわれよ☆」

ランボ「みぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

イーピン「ランボ?まーくんさん?どうしたの?」



閑話休題。



ランボ「うっ、うっ、うっ」

間男「(ちっ・・・)そういえば、どうしたんだ?イーピン。確か企画の中にはイーピンとの対談ってなかったはずだけど」

イーピン「獄寺さんに行ってくれって頼まれたの!ランボだって避雷針くらいにはなるし、同じ仲間にフルボッコされたらボンゴレの恥だからって!」

ランボ「ひらいしんっ!?」

間男「ああそっか。そうだよな。ハルは雷苦手だし、それくらいは役に立ってもらわないとな」

ランボ「うぅううう・・・が、が・ま・ん・・・がくっ」

イーピン「まーくんさんは、最近お酒一杯飲んでるから、今日はジュースだって、山本さんが言ってたよ!」

間男「まーくんさんって・・・。いやいいけど。そうだよなー、俺いつ肝臓つぶれるんだろう・・・」

イーピン「ランボ、まだ泣いてるの?」

ランボ「い、イーピン・・・ぐすっ」

間男「ああもう、泣き虫だなぁ・・・ちょっとしたジョークだろ?」

ランボ「あの目は本気でしたっ!」

間男「人間ノリってものが必要だろうが・・・と、ほら、こっちこいよ。はい、ちーん」

ランボ「ふがっ・・・ぐしゅ」

イーピン「涙もいっぱい」

間男「ん。ハンカチハンカチ・・・。ほら、どんだけ水分あるんだよ」

ランボ「だ、だって・・・」

イーピン「ん!ランボ綺麗!」

間男「・・・この・・・」

ランボ「?」

間男「この顔がハルの胸に包まれていたのか・・・」

ランボ「へ?え・・・ち、ちか・・・みぎゃああああああああああああ!!!」

間男「あー。くそっ!ランボのほっぺの感触しかしねぇ」

イーピン「ランボとまーくんさん頬すりすりで仲良し!」

ランボ「ちょ、イーピンちがっ・・・!た、たすけ・・・っ!!微妙にジョリジョリするっ・・・!」

間男「ああ、最近忙しくて、ちょっと髭生えてた」

ランボ「う、うわぁああああああん!!」

イーピン「まーくんさん、髭生えてないよ?」

間男「わかんないくらいだけどなー。俺生やす気ないし。でも流石に頬くっつけたら感触わかるんだろ」

イーピン「まーくんさん、ランボの顔が青白くなってきたよ」

間男「うん、強く抱きしめてるからな☆」

ランボ「は、はな・・・ぐあっ」

イーピン「あ、これおいしい!」

間男「だろー。えっとな、オレンジジュースとレモンジュースとパイナップルジュースが混じってるんだぞ」

イーピン「さっぱりでおいしいよ。はい、まーくんさん」

間男「ん、さんきゅー・・・あー、おいしい」

ランボ「えぐ、えぐ、えぐ・・・」

イーピン「ランボも、はい!」

ランボ「・・・うぅ、あり、がと・・・ぐすん」

間男「あー・・・今回めっちゃ平和だなぁ・・・」

ランボ「それは二人だけですよねっ!?」






ランボ+αと一緒。



( 大人げない大人と、子どもげない子どもたち )